26日付大連日報(電子版)によると、25日午前6時ごろ、遼寧省大連市の金普新区の住宅地「金渤海憬小区」でガス爆発が起きた。当局によると、住民の3人が死亡、6人がけがした。死者は夫婦と息子。けが人は、事故の様子を見に来た近所の住民。大連市政府が調査チームをつくり、事故原因の調査を始めた。
ニュースサイトの北晩新視覚網によると、当局は、ガスが管から漏れ、爆発したとみている。爆発が2度起きた後に火の手が上がり、集合住宅の1~2階や、駐車中の自動車約10台が損傷したり焼けるなどした。
当局によると、消防と警察などが急行し消火と救助活動を実施中、近くの自動車修理店でも別の爆発も起きたという。けが人は8人いるとの情報もある。ガス管は、地元ガス会社の金州天成燃気が敷設した。
中国では住宅や店舗でのガス爆発事故が頻発している。昨年11月には、湖南省汨羅市のレストランで爆発が起き、食事客ら34人がけがした。6月には、河北省唐山市の団地でガス爆発があり、住民2人が死亡、4人がけがした。
●団地の1室でガス爆発、2人死亡4人けが-河北●マンション30階でガス爆発 1人死亡、3人けがー斉斉哈爾