中国本土のニュースメディアである中国経営報などによると、国有鉄道会社、中国鉄路瀋陽局集団(遼寧省瀋陽市)の同省大連市の管内で12日、システムの一部が約20時間にわたりダウンした。米アドビシステムズが、動画再生などに使う「Flash・Player」のサポートを2020年末で終了したことの影響とみられる。
報道によると、列車の運行システムがまひし、一部の駅も業務ができなくなった。ただ同社は、列車の運行システムに影響はなく、大連管内のコンピューターの一部が、運行状況をブラウザで表示できなくなっただけと発表した。列車の運行自体は正常に行われていたという。
香港メディアの東網によると、同社の大連の出先機関はミニブログで、システムが停止しても運行を続けたとして、職員の能力を自賛する記事を掲載した。ネット上では「Flashのサポート停止は新情報でない。もっと早くシステムを更新するべきだった」として、批判の声が挙がったがまもなく削除された。
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