22020年12月25日黎 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、香港高等法院(高裁)は23日、蘋果日報で知られるメディア会社「壱伝媒」創業者、黎智英(ジミー・ライ)の保釈を認めた。一方、香港政府司法局は、保釈を取り消しを裁判所に求めた。(写真はVOAのキャプチャー)

 香港高裁は、保釈金1000万香港米ドル(約1億6000万円)の支払いと、自宅からの外出禁止など厳しい条件を付けた上で保釈を認めた。高裁は、保釈中にメディアの取材を受けることのほか、SNSでの情報発信も禁じた。さらに1週間に3回、警察に出頭することも命じた。

 黎氏は、「外国勢力と結託し国家の安全を危害を加えた罪」などに問われており、来年4月16日に初公判が予定されている。

 梁振英・前香港行政長官は23日、フェイスブックで亡命した中学生の曽志健氏を例に、「黎氏が逃亡する可能性が極めて高い」と指摘。高裁の決定を「裁判官はまた間違いを犯した」と批判した。

 曽志健氏は昨年10月のデモ参加中、警察官に拳銃で胸を撃たれた後、暴動と警察官を襲撃した罪で起訴された。しかし、保釈中に行方をくらまし、今年12月に英国の支援団体が、曽志健氏の亡命を明かした。

★参考情報★
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