大連新聞網によると、遼寧省大連市の新型コロナウイルス対策本部は24日、前日の23日に新型コロナの新規患者6人、無症状感染者3人を確認したと発表した。24日午前の時点で、同市で治療中の新型コロナ患者は12人、隔離中の無症状感染者は20人となっている。(写真は百度より)
新規患者6人は、同市金普新区に住む34歳~69歳の男女。住民に対する一斉のPCR検査で判明した。3人は当初、無症状だったが後に発症した。
中国新聞網によると、遼寧省瀋陽市当局は23日、記者会見で、新規患者1人を確認したと発表した。11月末に韓国から帰国。14日間の隔離後のPCR検査で陰性だったが、22日に発症して受診し、翌日に患者と確認された。新京報によると、患者は女性(67)。当局が濃厚接触者らを突き止め隔離した。
金普新区の商店主はRFAに「政府は住民に3回目のPCR検査を行った。区内の商店に人がいなくなった。たまごの値段が急騰した」と述べた。別の住民によると、大連市全体も、新型コロナの発端となった湖北省武漢市と似た状態になっているという。
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