国際刑事裁判所、中国のウイグル族弾圧への捜査要請拒否 2020年12月16日 15:00 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)の首席検察官は、中国による少数民族ウイグル族の民族浄化や人道に対する罪に関し、亡命ウイグル人の捜査要請を退けた。(写真は東網のキャプチャー) AFP通信によると、亡命ウイグル人の団体は7月、中国でウイグル族100万人以上が再教育キャンプに収監され、女性に対する不妊手術が行われているとして、大量の証拠を提出した。 ICCの首席検察官で、アフリカ・ガンビア出身のファトゥ・ベンスーダ氏は、亡命ウイグル人が主張する犯罪は中国の領土で行われているが、中国はICCの加盟国でなく、捜査が行えないとした。★参考情報★ーーーーーー●独首相、「少数民族を虐待」と中国批判●米政府、ウイグル人権侵害の共産党幹部4人に制裁●米下院、圧倒的多数でウイグル人権法案可決 「外交」カテゴリの最新記事 タグ :#ウイグル#国際刑事裁判所 < 前の記事次の記事 >