台湾中央通信社によると、香港有力紙、蘋果日報で知られるメディア会社「壱伝媒」創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏が、「外国勢力と結託し国家の安全を危害を加えた罪」で香港当局に起訴されたことが分かった。この罪だと中国当局の駐香港国家安全公署の管轄となり、中国最高法院が審理を指揮することになる。黎氏が、中国本土に移送される恐れが出てきた。

 黎氏は現在、香港の茘枝角拘置所で収監中。11日に改めてこの罪で起訴された。香港国家安全維持法違反に問われた被疑者のうち、外国勢力と結託容疑で起訴されたのは、黎氏が初めてという。

 同法は29条で「外国勢力と結託し香港または中国本土に制裁、封鎖、その他の敵対行動を行った」場合、「外国勢力と結託し国家の安全に危害を加えた罪」となると規定。罰として、無期または10年以上の懲役を定めた。

 香港の西九竜裁判所は12日、黎氏の初公判の期日を4月16日と決定。黎氏の保釈を認めず、初公判までの拘留を決めた。

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