22020年11月04日華
 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、アイルランドのRTE放送は2日、中国・通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、広東省深セン市)の副総裁で広報責任者のジョー・ケリー氏(55)が10月末、深セン市で死去したと報じた。同氏はアイルランド国籍。アイルランドの他のメディアも同氏の死去を伝えたが、死因と詳細な死亡日時には触れていない。(写真はRFAのサイトのキャプチャー)

 ファーウェイも同氏の死去を発表。「親愛な同僚のジョー・ケリー氏が、先週末に深センで死去した。国際広報担当の副総裁で、全社の尊敬を集めていた」などとケリー氏の死去を悼んだ。同氏の家族は中国に住んでいる。

 ケリー氏は2012年からファーウェイで勤務。米中の科学技術を巡る争いが始まると、ケリー氏は会社を代表し、米国の批判に対抗するPR戦を進めていた。

★参考情報★
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中国当局がファーウェイに出資 CIAが指摘