中国のニュースサイト「財経」によると、新型コロナウイルスの新規患者の確認が相次いでいる山東省青島市で、市政府が15日、関連の記者会見を開き、保健機関である青島市衛生健康委員会の隋振華主任と、医療機関の青島市胸科病院の鄭凱院長の2人を、感染拡大の責任を問い更迭したと発表した。
青島市では11日、新型コロナの無症状感染者3人が見つかり、当局が検査を進めたところさらに多くの陽性者が見つかった。13日までに計12人の新規患者が確認され、56日間続いていた国内の新規感染者なしの記録が中断した。
博訊新聞網によれば、青島市衛生健康委員会は12日、青島市の新型コロナ感染拡大は、同病院と関連していると発表した。12日までに確認した新規患者6人のうち4人が入院患者、2人が介護者、無症状感染者6人うち4人が入院患者、2人が新規患者の家族だった。
青島市の共産党委員会は、新型コロナの感染拡大防止対策の実施にあたり、問題や漏れがあったと指摘。教訓を汲み取り秋冬の感染拡大に備えるべきだとした。
●山東・青島で新型コロナ新規患者6人 全市でPCR検査★参考情報★
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●青島港の作業員2人、新型コロナ無症状感染