ニュースメディアの中国新聞網によると、広西チワン族自治区百色市楽業県の当局は11日、同県の楽業大道のトンネル工事現場で10日午後6時ごろ崩落が起き、作業員9人が生き埋めになった。
事故発生現場は、トンネル入口から540メートルの地点。百色市と楽業県が警察や消防、医療関係者など約400人を現場に派遣し、現場では大型重機などを投入し、9人の救助に当たらせている。百色市消防救援支隊が、電池波探査装置で9人の状況を調べたが11日午前5時の時点で、反応はないという。
事故発生現場は、トンネル入口から540メートルの地点。百色市と楽業県が警察や消防、医療関係者など約400人を現場に派遣し、現場では大型重機などを投入し、9人の救助に当たらせている。百色市消防救援支隊が、電池波探査装置で9人の状況を調べたが11日午前5時の時点で、反応はないという。
楽業大道は全長2.3キロで、トンネルの長さは751メートル。総投資額3億元(47億円)で工事が進められている。
中国では工事中の崩落事故が相次いで起きている。10日に事故が起きた百色市では7月、高圧送電線用の鉄塔の建設現場で、基礎工事のため掘られた穴が突然崩落。3人が死亡した。昨年12月には黒竜江省ハルビン市で、下水道管工事中に掘削中の穴が崩落し、作業中の3人が死亡した。
●作業中のクレーン車横転 通行中の車直撃、3人死傷 河南