2020年8月31日捷 台湾・中央通信社によると、チェコのビストルチル上院議長が率いる代表団89人が8月30日、台湾桃園国際空港に到着し、台湾政府を代表して、呉釗燮外相が出迎えた。(写真は中央社のキャプチャー)

 上院議長は大統領に次ぐ地位の重鎮で、台湾訪問の外国使節団としては最高レベルとなる。台湾政府は、欧州各国との外交関係の深化に向け、突破口になるとみて、代表団の歓迎に全力を挙げて取り組んでいる。

 上院議長は台湾に6日間滞在し、蔡英文総統や立法院(議会)議長らと会談。立法院で勲章の授与式に臨むほか、経済交流の催しなどに出席する。

 中国は上院議長の訪問を「一つの中国原則」に背くとして強く反発。王毅外相は31日「重い代価を支払わせる」として上院議長への報復を示唆した。

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