ニュースサイトの中国青年網によると、長江水利委員会は15日、長江の三峡ダムへの流入量が毎秒6.2万立方メートルで「長江2020年第4号洪水」が同ダムを通過中であることを明らかにした。三峡ダムへの流入量としては今年最大となる。中国当局は「全国主要河川洪水番号規定」に基づき、増水が一定条件に達すると番号を付けている。(写真は百度のキャプチャー)
最近続いている大雨の影響により、長江上流の支流である沱江、フウ(さんずいに倍のつくり)江の水利施設で水位が危険なレベルに達し、同委員会が14日、長江上流で「長江第4号洪水」が形成されたと発表した。
三峡ダムは7月29日から放流を行っており、15日間連続で、放流量が流入量を上回っている。11日からは4日連続で、放流量を拡大した。三峡ダムの水位は7月29日の163.66メートルから14日の153.09メートルに低下した。洪水防止のため177億5000万立方メートルの容量を事前に確保して増水に備えていた。
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