2020年6月11日山ニュースサイトの中国新聞網によると、湖南省北西部の湘西州保靖県の2カ所で10日未明、大雨が原因の土石流が相次ぎ発生し、民家が倒壊して住民計6人が死亡、1人が行方不明になったほか、3人がけがした。(写真は東網のキャプチャー)

 保靖県では10日未明から激しい雨となり、最大雨量は208.2ミリに達し、各所で土石流が起きた。
 同県の碗米坡鎮の抜茅村で午前2時半ごろに発生、民家1棟が倒壊し、住民4人が閉じ込められた。いずれも同日午前9時ごろ救出されたが、全員死亡した。また、同県の遷陵鎮や復興鎮でも土石流が相次ぎ、民家が倒壊するなどして2人が亡くなった。

 湖南省では5月末から各地で大雨が続き、当局は8日、長沙や湘潭、懐化などの省内市・州にある、20カ所余りの県で洪水が発生、計約9万3500人が被災し3205人が避難したことを明らかにした。同省江華県では村落20カ所が水没し、1人が死亡、4人が行方不明になった。

★参考情報★
ーーーーーー
湖南南部で大雨の洪水=1人死亡4人不明