2020年5月26日武ニュースサイトの環球網によると、新型コロナウイルス感染拡大の発端となった湖北省武漢市で、全住民を対象に進められているPCR検査で、武漢市衛生健康委員会は25日、23日までに657万4000人の検査を終えたと発表した。この結果、無症状感染者189人が確認された。人口10万人当たりの無症状感染者は2.87人だった。(写真は百度のキャプチャー)

 地元メディアの楚天都市報によると、武漢市の全員PCR検査は既に、全体の90%に上る約900万人のサンプル採取を終えた。当局は、まだ採取が終わっていない住民からの検査を全力で進めるとしている。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国疾病対策予防センターの首席専門家、呉尊友氏は以前の会見で、無症状感染者が他者に感染させる確率は、症状がある患者の3分の1程度だと述べている。


★参考情報★
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武漢市が新型コロナ死者数を修正 従来より50%増える