新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州公安局(警察)はこのほど、州内のすべての機動車(エンジン付きの車)に対し、中国版全地球測位システム(GPS)「北斗」の端末の設置を義務付けた。車を使ったテロなどを防止する狙いがある。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
同局は、今年6月30日までに全車両への「北斗」の端末設置を終える計画。重機や工事用の車両なども対象となる。端末を設置していない車両は、ガソリンスタンドで給油が拒否されるほか、中古車市場で取り引きができない。
州政府は「近年、世界的でテロリズムを巡る情勢が厳しさを増している。車はテロリストが使う主な交通手段だ」と語り、端末設置の目的がテロ防止であることを示した。
(参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/5-02212017114016.html
同局は、今年6月30日までに全車両への「北斗」の端末設置を終える計画。重機や工事用の車両なども対象となる。端末を設置していない車両は、ガソリンスタンドで給油が拒否されるほか、中古車市場で取り引きができない。
州政府は「近年、世界的でテロリズムを巡る情勢が厳しさを増している。車はテロリストが使う主な交通手段だ」と語り、端末設置の目的がテロ防止であることを示した。
(参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/5-02212017114016.html