中国長江の中下流域で18日から19日にかけ豪雨があり、湖北省では19日午後5時現在、4人が死亡、12人が行方不明になった。澎湃新聞網が19日伝えた。

 湖北省都の武漢市は19日午前8時から午後4時まで、市内全域で雷を伴う豪雨があった。武漢天河国際空港では19日、75便が遅延、13便が欠航したほか、到着予定の25便が着陸先を別の空港に振り替えた。

 武漢市内では道路50カ所余りが冠水。警察官ら4000人が出動し、立ち往生した車約120台を移動させたほか、取り残された住民約60人を救出した。

 同省では19日正午現在、直接的な経済的損失が1億5200万元に上り、4935人が避難した。

 長江中下流域の江西省も、上饒、九江、景徳鎮などの各市が豪雨に見舞われ、一部で深刻な水害が発生。橋の崩落や道路の寸断が起きている。

 江西省都、南昌市の南昌昌北国際空港では離着陸の約20便が影響を受けた。

 



(参考)http://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_1486148