広東テレビ局によると、広東省東莞市の「広深高速道路」の望牛トン(トンは土に敦)料金所近くの出口で12日、車両53台が相次ぎパンクする事件が起きた。けが人はなかた。

 警察などが調べたところ、路上に多数のカッターナイフの刃がまかれていた。警察は、誰かが故意に刃を置いたか、運送業者が積み荷を落とした可能性があるとみて調べている。

 同局によると、出口近くに複数のタイヤ修理店があり、通常の3倍の修理費で営業していた。これら修理店関係者がカッターの刃を置いた疑いもある。ただ、高速道路付近の店舗は、運送品など経営コストが高く、業者の仕業ではないとの見方も出ている。

 中国では2014年にも、河南省で、タイヤの修理業者の男2人が路上に釘約200本を置き、車約10台がパンクする事故が起きた。



(参考)http://news.sina.com.cn/o/2016-05-16/doc-ifxsephn2462173.shtml