2020年3月24日深新華社通信によると、広東省商務庁は23日、省政府の記者会見で、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を考慮し「第127回春季中国輸出入商品交易会(広州交易会)」の4月15日開幕を見合わせると発表した。(写真は星島日報のキャプチャー)

 広州交易会は伝統ある国際見本市で、1957年に第1回が行われた。前回の第126回までの累計で、参加業者は約889万人、成約額は1兆4126億ドルに上る。近年は毎回約2万5000社が出展し、210カ国・地域から約20万人が買付けに訪れる。今年の春季は5月5日まで予定されていた。

 広東省衛生計画生育委員会によると、同省で23日の1日に、海外で新型コロナウイルスに感染した患者が新たに14人確認された。うち広州が12人、深センが1人、仏山が1人で、パキスタンや米国、ナイジェリアなどからの帰国者だった。同省の海外での感染者は24日午前0時までの累計で76人となった。

 また、深セン市政府は23日、深センの出入国検査所を経由した入国者全員を対象に、24日から新型コロナウイルスのPCR検査を行うと発表した。


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