
ニュースサイト新京網によると、陥没は13日午後5時ごろ西寧市南大街地区の長城病院前で起きた。現場はバス停前で、停車中の路線バスの先頭部が穴に落ち、乗降客も道連れになった。事故後、周囲にいた数人が救助のため駆け寄ったところ、2回目の陥没が発生し、広がった穴に転落した。穴の中では爆発が起き、黄色い煙が上がった。
穴は長さ約20メートル、幅約10メートル。警察や緊急対応要員約1000人が現場に駆けつけ救助活動を進めた。重機を使って穴を広げ、行方不明者を探す作業も行われた。東網によると、当局による原因究明の調査も始まった。
西寧市では過去6年間に、道路の陥没事故が少なくとも14回発生。うち6件はバス停近くで発生した。過去の事故でけが人の情報はない。
中国各地でも道路の陥没事故が頻発しており、12月には広東省広州市の地下鉄工事現場で地面が崩れ3人が死亡した。同月、福建省アモイ市でも交差点の路面が陥没して、車2台が落ちた。今月4日には、江蘇省蘇州市の観光地でも街路が陥没して、商店数店が壊れる事故が起きた。
●蘇州中心部の観光名所で陥没 しゅんせつで河岸が崩落★参考情報★
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●アモイ中心部で道路陥没 車2台転落もけが人情報なし