2019年12月17日斬 ニュースメディアの中国経済網によると、上海市中心部の静安区の新閘路・西康路で15日午後8時ごろ、男が刃物で通行人を襲ったと地元警察に110番通報があった。(写真は
観察者のキャプチャー)

 警察官が急行し、男に投降するよう説得したが聞き入れず、手に持った包丁を振り回し、市民と警察官に襲いかかってきた。警察官が拳銃を7発撃ち、倒れた男を取り押さえた。

 現場近くの静安区中心病院のホールにいた複数の患者によると、歩行者2人が男に腕と顔を切られて重傷。この病院では対処できず、上海長征病院に運ばれた。

 警察によると男は近くに住む57歳。これまでも酒に酔ってトラブルを起こし警察に取り押さえられたことがあった。男は負傷し病院で治療を受けている。

 中国では刃物による無差別の襲撃事件がしばしば発生。今年8月には、重慶市渝北区で男が通行人を刃物で襲い男性1人が死亡。7月末には、陝西省西安市中心部の地下道で、通行中の女児と女性が男に刃物で切られ負傷。6月には、北京市中心部の東城区の路上では、男が刃物で通行人を襲い6人がけがした。

★参考情報★
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小学校に男侵入、刃物で襲撃 児童10人けが 湖北
男が刃物で通行人襲撃 男性死亡、警察が取り押さえ-重慶
北京中心部の路上で通り魔 通行人6人けが、25歳男拘束