同省深セン市の空港から入国時、税関が男性が発熱していることを発見。深セン税関と深セン疾病対策予防センターの検査でジカウイルスへの感染が確認された。同センターは、男性がいた地点で蚊の駆除を行った。
ジカ熱はヤブ蚊が媒介する伝染病。世界保健機関(WHO)の2018年7月のまとめだと、南アメリカを中心に世界86カ国・地域で発症者が確認された。
WHOによると中国は、媒介するヤブ蚊はいるが、これまで流行の報告はない。16年以降、10日に見つかった男性を含め30人の感染を確認した。いずれも海外からの帰国者で症状は軽い。
昨年10月には、広東省広州税関が、モルディブから帰国した男性のジカウイルスの感染を確認した。16年には広東と北京でベネズエラから帰国した女児を含む男女3人が感染しているのがみつかった。
★参考情報★ーーーーーーー
●今年初のジカ熱患者を確認=モルディブから帰国-広州
●北京でジカ熱患者1人を確認、ベネズエラから帰国