2019年12月9日霧 中国新聞網によると、蓉遵高速道路(四川省・成都-貴州省・遵義)の貴州省遵義市習水県内の区間で6日午前8時20分ごろ、車37台が絡む玉突き衝突事故があった。重体1人を含む23人が重傷を負い、病院で手当を受けている。 (写真は中国経済網のキャプチャー)

 事故当時、路面は凍結していた上、周辺は濃霧だった。警察などが詳しい事故原因を調べている。  中国では毎年の秋から冬、濃霧が原因の多重衝突事故がしばしば起きている。昨年11月に河南省駐馬店市の大広高速(黒竜江・大慶-広東省・広州)、濃霧が原因で車28台が相次ぎ追突。3人が死亡、12人が重傷を負った。  

 中国公安省交通管理局の2018年のまとめによると、中国全土の高速道路で、濃霧のため同年に3回以上の事故が起きた区間は3188カ所あった。10回以上が916カ所、30回以上が228カ所、50回以上も79カ所あった。  

 同局によると、秋と冬は濃霧が起きやすいが、突然発生し、予測が難しいという。同局は、運転中、霧に遭遇した場合、減速、フォグランプの点灯を行うほか、サービスエリアに退避したり、高速道路を離れたりするよう呼びかけている。

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