2019年12月6日揺河北省唐山市豊南区で5日午前8時2分ごろ、マグニチュード(M)4.5の地震があった。震源の深さは10キロ。震央は北京から160キロ、天津から77キロで、両都市でもはっきりと揺れを感じた。けが人や被害の情報はない。中国科技網が同日伝えた。

 唐山市は1976年7月、M7.8の地震が発生し、25万人以上が死亡した。中国地震台網中心の専門家によると、本震が強いほど余震の期間も長くなり、5日の地震も76年の大地震の余震の一部。唐山では76年から翌年にかけM6~7の余震が多発。1996年以降は2~3年に一度、M4クラスの地震が起きている。

 新華網によると、5日は新疆ウイグル自治区アスク地区の拝城県でも5日午前10時46分ごろ、M4.6の地震が起きた。けが人の情報はない。

 中国地震台網によると、震央から200キロ以内では、最近5年間にM3以上の地震が74回発生。17年9月は同地区クチャ県でM5.7の地震が起きた。

★参考情報★
ーーーーーーーーー
広西・靖西でM4.3地震 民家損壊、けが人なし
広西でM5.2地震 マンガン鉱山で1人死亡4人けが
甘粛省・夏河県でM5.7地震 住民21人けが