2019年11月8日巴 広東省広州市の広清高速道路の獅嶺路区間で6日午前10時11分ごろ、大型バスがトラックに追突し、バスの運転手が死亡、乗客の学生4人とトラックの運転手がけがした。地元紙の広州日報(電子版)が7日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 当局によると、バスは広州市内の学校が秋の遠足のためにチャーターした。同日、広州市番禺区を出発し、広東省英徳市に向かっていた。乗っていたのは、学生37人、教員4人、運転手1人の計42人。警察が、事故原因を調べている。

 消防隊が駆けつけたところ、路面に油が漏れていたため、放水して洗い流した。バスの運転手は、潰れた運転席に閉じ込められ、その後救出されたが、既に死亡していた。

 中国では多数が死傷するバスの事故が続いている。9月末には、江蘇省宜興市の長春-深セン高速道路で、大型バスが中央分離帯を突っ切って対向車線に進入。走って来たトラックと正面衝突し、双方の36人が死亡、36人が重軽傷を負った。

★参考情報★
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大型バスがトラックと正面衝突 36人死亡26人重軽傷 江蘇
中型観光バスが横転 5人死亡24人けが 吉林
高速道路で長距離路線バス横転 7人死亡11人けが 広東