2019年8月23日巴 山西省大同市恒安新区で20日午後3時56分ごろ、走行中の大型バスが通行人が電動二輪車を次々にはね、道路脇の街路樹に衝突して止まった。通行人ら4人が死亡、6人がけがした。警察がバスの運転手を拘束し、事故原因を調べている。山西晩報(電子版)が伝えた。 (写真は香港・星島日報のキャプチャー)

 バスは、大手メーカーの鄭州宇通客車(河南省鄭州市)が製造した電気自動車(EV)タイプ。走行中、突然コントロールを失って通行人らをはね、街路樹多数を倒したり、路肩に停車中の車数台に衝突するなどした。バスは先頭部が大破した。  

 中国ではバスの暴走による死傷事故がしばしば起きている。今年2月には、重慶市雲陽県の繁華街で24日午後1時半ごろ、路線バスが歩道を暴走して通行人らをなぎ倒し、2人が死亡、13人が重軽傷を負った。2月には深セン市龍崗区で、路線バスが道路脇の商店に突入、通行人や乗客が重軽傷を負った。

★参考情報★
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●出入境検査場で大型バス暴走 乗用車の運転手けが 深セン
路線バスが通行人らなぎ倒す 2人死亡、13人重軽傷 重慶
路線バス、運転ミスで商店突入 通行人含む4人重軽傷 深セン