2019年7月05日震 四川省宜賓市のキョウ(王へんに共)県で4日午前10時17分ごろマグニチュード(M)5.6の地震が起き、住民13人がけがし病院に運ばれた。四川省地震予報研究センターの専門家によると、6月17日に宜賓市長寧県で起きたM6の地震の余震とみられる。(写真は東網のキャプチャー)

 キョウ県政府によると、4日の地震で県内の建物とインフラ施設多数が損壊。主要道路の2カ所で路面に亀裂が入って通行できなくなり、復旧工事が行われている。

 宜賓市では先月17日、長寧県でM6の地震が発生し13人が死亡、226人がけがした。6月22、23の両日、キョウ県でM5.4の地震が起き31人がけがした。同センターによると、4日の地震を含めて17日のM6の地震の余震とみられる。

 四川省地震局によると、同省では17日に長寧県で起きたM6の地震以降、7月4日午後2時までにM3以上の余震が60回起きた。

★参考情報★
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