2019年6月18日蔚 電気自動車(EV)ベンチャーの蔚来汽車(NIO、上海市)のクロスオーバー型「ES8」が14日午後3時ごろ、湖北省武漢市の建材卸売市場の駐車場で炎上する事故を起こした。ニュースサイトの中国経済網が17日伝えた。(写真は百度のキャプチャー)

 ES8の発火事故は、2カ月間で3回目。1回目は4月、陝西省西安市で、修理中の1台が炎上。2回目は5月、上海市嘉定区の住宅街の地下駐車場で炎上した。

 同社は、火災事故の相次ぐ発生を受け、オーナーに対して充電率を90%以下に抑えるよう呼び掛けている。ネット上ではES8の品質に対し、消費者から懸念の声が相次いで書き込まれている。

 中国では4月にも、上海市中心部の徐匯区のマンションのの地下駐車場で、米テスラの電気自動車(EV)「Model・S・P85」か炎上する事故が起きた。

 EVの発火事故を受け、工業情報化省(MIIT)は17日、新エネルギー車(NEV)を製造する自動車メーカー各社に対し、10月末までに危険箇所の洗い出しのため、安全検査の徹底的に行うよう通達した。

★参考情報★
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