中ロ両国が共同事業として計画中のモスクワ-カザン高速鉄道について、長年未着手のまま延期されているのは、ロシアのプーチン大統領が反対しているためだとの見方を7日、ロシアのニュースメディアが報じた。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が9日伝えた。
同高速鉄道は、中国政府が中ロ協力のモデル事業と宣伝。プーチン大統領の訪中や中国要人の訪ロの際はいつも、関連の覚書などを交わしている。同高速鉄道はモスクワとロシア・タタールスタンの首都カザン間に建設され、将来の北京-モスクワ高速鉄道の一部。「新シルクロード」とも呼ばれる。
ロシア紙コメルサントは、消息筋の話として、同高速鉄道が既にプーチン大統領が拒絶しており、建設されることは永遠にないと報じた。巨額のコストなどが問題視された可能性がある。
★参考情報★
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