2019年3月19日香 香港中心部の地下鉄中環(セントラル)駅で18日午前3時ごろ、試験運転中の列車2本が正面衝突し、乗務員2人がけがをして病院に運ばれた。地下鉄ゼン(草かんむりに全)湾線は中環-金鐘(アドミラリティ)が終日運休し、通勤通学客の足が大きく乱れた。香港紙・東方日報(電子版)などが伝えた。

 18日は、通勤通学客が交通手段を変えたため、香港の各バス停では乗車待ちの長い列ができた。香港島と九龍半島を結ぶ自動車トンネルでも激しい渋滞が起きた。

 衝突事故は、新しい信号システムの試験中に発生。2列車とも正面が壊れ、車両は脱線した上、車体が大きくゆがんだ。営業運転中に発生していれば大惨事は必至だった。地下鉄を運営する香港鉄路(MTR)が1979年開業以来、衝突事故は初めてという。