2018年10月22日澳 中国国務院香港・マカオ事務弁公室は21日、中国政府の出先機関であるマカオ連絡弁公室の鄭暁松主任(59)が20日夜、マカオの自宅から転落死したと発表した。鄭氏はうつ病を患っていたといい、自殺の可能性がある。(写真は東網のキャプチャー)

 英BBC放送中国語版などによると、鄭氏は19日にオフィスでシンクタンクの一行と面会するなど、直前まで公開の場所で活動していた。

 鄭氏は北京生まれ。外交部西欧局、新華社香港支社、財政部国際局、アジア開発銀行を経て、福建省副省長、中国共産党対外連絡部副部長などを歴任。17年9月に現職に就いた。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国では政府高官の自殺が相次いでいる。過去9年間の記録を見ると半数がうつ病とされている。

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