2018年9月17日潜 防衛省海上幕僚監部は17日、海上自衛隊の潜水艦くろしおと護衛艦かがなど護衛艦3隻、航空機5機が13日、南シナ海で対潜水艦訓練を行ったと発表した。(写真は海上幕僚監部の発表より)

 同部によると、くろしおは訓練の後、17日、親善訪問のためベトナム・カムラン港に入港した。21日まで停泊し、ベトナム海軍との交流を行う。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、日本政府が南シナ海で潜水艦が訓練を行ったことを公表したのは初めて。中国外交部の耿爽副報道局長は17日「地域の平和と安定を損なうべきでない。慎重な行動を求める」と述べ反発した。

 RFAによると、専門家は今回の日本の行動について「南シナ海で広い範囲の領有権を主張する中国に対する挑戦だ。中国が進める軍事基地化をけん制する意図がある」と述べた。これまでのところ、中国海軍が日本の潜水艦を発見して追い払ったとの情報は出ていない。

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