2018年9月11日基中国当局はこのほど、北京市、河南省など各地で非公認のキリスト教会に対する一斉取り締まりを行った。十字架を破壊したり、聖書を燃やすなどしたという。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が10日伝えた。(画面はVOAのキャプチャー)

 中国の宗教的自由を求める米人権団体「対華援助協会」によると、河南省では省内全部の非公認教会で十字架が撤去された。未成年の教会への出入りを禁じたほか、高齢者には補助金を支給して棄教を求めた。

 北京市は9日、信者約1500人を抱える市内最大の非公認キリスト教会の「錫安教会」に対する取り締まりが行われた。胡錦濤前国家主席の時代には取り締まりはなく、日曜日ごとに礼拝が行われてきた。

 対華援助協会によると、四川省成都市でも9日、警察官約40人が非公認教会に踏み込み「新宗教事務条例違反」で取り締まりを行った。双方の間でもみ合いが起きた後、警察は聖書を押収した上、数人を連行した。


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