2018年6月28日鶏 香港メディアの東網によると、国際獣疫事務局(OIE)は27日、中国農業部の通報に基づき、青海省の養鶏場で鳥インフルエンザウイルス(H5N1)の感染を確認したと発表した。養鶏場では飼育中の1615羽のうち1050羽が死んだ。(画面は東網のキャプチャー)

 農業部によると、養鶏場は同省海西州にあり、6月12日にH5N1感染の疑いがある鶏を発見。その後、発症した鶏は全部死んだ。同省の当局は14日、鳥インフルエンザの流行と断定、中央政府の研究室がウイルスがH5N1型であることを確認した。

 現地では感染しなかった鶏も処理し、これまでのところ感染拡大は食い止められている。

 香港の当局は22日、感染場所から半径3キロ以内で生産された鶏肉と鶏卵については90日間、12キロ以内は21日間、それぞれ香港への輸入を禁止した。