2018年6月28日台 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)の27日の報道によると、米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)のボニー・グレイザー上級研究員は25日、ツイッターで、8月にソロモン諸島で行われる米軍の演習に台湾軍が参加すると述べた。グレイザー上級研究員は「(演習参加は)初めてのことではないが、公開が可能になった」と説明している。(写真は、RFAのキャプチャー)

 台湾立法院(議会)外交国防委員会委員を務める与党・民進党の王定宇立法委員(議員)は「場所が必ずしも正確ではない」と述べ、台湾軍参加の可能性を認めた。中国の対台湾政策を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は「断固として反対する」と語り反発した。


 王委員によると、2017~19年の各年度の国防権限法(NDAA)からみて、米国と台湾の軍事協力は強化の方向に進んでいる。昨年から艦艇の相互訪問の検討も始めた。さらに多くの協力構想があり実現に向け交渉中だという。8月の米海軍演習について、台湾軍は、米海軍のマーシー級病院船への軍医の同乗や、台湾の病院船2隻を派遣する可能性がある。
 

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