中国安全情報局

中国(香港、台湾)の治安、災害、衛生情報を随時発信

タグ:逃亡犯条例

 2019年10月28日港米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、香港・九竜半島南部の繁華街・尖沙咀(チムサチョイ)のソールズベリー芸術広場で27日午後、香港の一連のデモに対する警察の暴力にに抗議する集会が行わ、約1000人が集まった。(写真は香港01のキャプチャー)

 集会終了後、一部の参加者は梳士巴利道(ソールズベリー道路)と弥敦道(ネイザン・ロード)の交差点付近の車道に進入。警察は歩道に戻るよう警告した上、催涙弾を発射して制圧を図った。警察の発表によると27日は、九竜半島西部の市街地、油尖旺区では器物の破壊や放火が発生。旺角や油麻では道路上に木材や竹の棒が積まれ、車の通行に支障が出た。

 「逃亡犯条例」改正反対をきっかけとする香港のデモは、4カ月あまり継続。週末ごとに開かれる集会とデモは、規模が縮小を始めているが、参加者と警察の激しい衝突が続いている。

 台湾・中央社によると、デモ隊の一部は27日夜、親中派の商店「優品360」に向かい火炎瓶を投げつけた。また、店内のスプリンクラーを操作して、商品を水浸しにした。旺角では閉鎖中の地下鉄駅の入り口が放火された。


★参考情報★
ーーーーーーーーーー
香港政府、「逃亡犯条例」改正案、正式撤廃を宣言
中国が林鄭長官の交代決断か 中継ぎ長官、3月就任と英紙
香港で35万人が集会 商店、駅への放火も

2019年10月24日李香港政府の李家超保安局長23日、立法会(議会)で、犯罪容疑者の中国本土移送を可能とする「逃亡犯条例」改正案を撤回すると正式に表明した。撤回は、9月に林鄭月娥行政長官が撤回を表明していたが、手続きが済んでいなかった。台湾・中央社が伝えた。(写真は香港01のキャプチャー)

 もともと改正案の提出は、台湾で女性を殺害し香港に逃げ帰った男について、犯罪容疑者引き渡しに関する法律がなく、台湾に引き渡せない事件が起きたことがきっかけ。香港市民は、司法制度が遅れた中国本土への身柄移送を可能にするとして、大規模な抗議デモを始めた。デモはその後、4カ月あまり続いている。

 抗議デモの焦点は、当初の改正案撤廃から、警察による実力行使の是非を検証する独立調査委員会の設置や、民主的な普通選挙の実施などに移っている。改正案の撤回で、デモが収束に向かう可能性は小さいとみられる。


★参考情報★
ーーーーーーーーー
中国が林鄭長官の交代決断か 中継ぎ長官、3月就任と英紙
香港で35万人が集会 商店、駅への放火も
香港民主派リーダー、暴徒に金づちで襲われけが

2019年10月22日林 英紙フィナンシャル・タイムズは、中国が香港の林鄭月娥行政長官を中継ぎの後任に交代させることを検討していると報じた。米公共放送ボイス・オブ・アメリカが23日伝えた。 (写真はVOAのキャプチャー)

 習近平国家主席が交代を決断すれば、林鄭長官の後任は3月に就任し2022年まで務めることになる。消息筋は同紙に「中国政府は、香港の情勢が安定してから指導者交代を最終決断したいと考えている。暴徒に屈したとみられたくないためだ」と述べた。
 消息筋によると、後任には香港金融管理局の陳徳霖総裁か、香港政府の財政局長と政務局長を歴任した唐英年氏が候補に挙がっている。

 香港政府が今年4月、犯罪容疑者の中国移送を可能にする「逃亡犯条例」の改正案を立法会(議会)に提出後、香港は最近数十年で最大の危機に直面。6月以降、延べ数百万人の市民が改正案の撤回を求めデモを続けている。林鄭長官は9月に改正案の撤回を発表したが、デモは終わっていない。

★参考情報★
ーーーーーーーーーー
香港で35万人が集会 商店、駅への放火も
香港民主派リーダー、暴徒に金づちで襲われけが
覆面禁止規則に反発、反対派が香港MTRの駅破壊

2019年10月1日巴 ロイター通信によると、香港の各国外交、情報機関筋は、「逃亡犯条例」改正案反対をきっかけに続く大規模デモに対応して、中国政府は、香港に駐留する中国軍の人員をこれまでの2倍に増やしたとの見方を示した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 中国国防省と国営新華社通信は8月、目立たない形で、香港駐留の中国軍に通常の人事異動があったことを伝えた。ただ、アジアと西側の外交筋の3人は、中国駐留部隊の人員は前月の3000~5000人から、現在1万~1万2000人へと2倍以上に増えたとの見方を示した。

 外交筋によれば、香港駐留の中国軍の人数と関連装備の数量は1997年の香港返還以降、最大規模となった。また、外交筋5人によると、中国が増強した人員には、暴動鎮圧を任務とする武装警察部隊も含まれるという。


★参考情報★
ーーーーーーーーーー
武装警察が深センに集結 香港デモへけん制か
香港デモ鎮圧に武装警察投入か 米誌が可能性指摘
香港7カ所で抗議集会 警官隊と衝突、大量の催涙弾発射

 2019年9月30日港米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、「逃亡犯条例」改正案反対をきっかけとする香港の大規模デモは29日、香港中心部の銅鑼湾(コーズウェイベイ)、金鐘(アドミラリティ)、湾仔などで行われ、デモ隊と警官隊が激しく衝突した。(写真はVOAのキャプチャー)

 香港では前日の28日も、普通選挙を要求した2014年の「雨傘運動」から5周年を記念するデモと集会が各地で行われ、警察と衝突。一部のデモ隊は、金鐘の香港政府本部庁舎に向かってレンガを投げガラスを割るなどした。警官隊は両日、催涙弾、トウガラシスプレー、放水銃などを使いデモ隊を蹴散らした。

 香港の一部報道によると、デモは10月1日の中国国慶節(建国記念日)まで連日行われる見込み。警察側は約3000人を配置し、36時間連続の警備体制を敷いているという。

 台湾中央社によると、29日には台北で、香港のデモを支持するデモと集会が雨の中行われ、約1万人が参加した。民進党の卓栄泰主席ら与党幹部の一行もデモ行進した。米国、日本、オーストラリア、英国、カナダ、韓国など世界の約40都市でも、香港デモを支持するデモと集会が行われた。


★参考情報★
ーーーーーーーーーー
香港長官、初の市民対話集会 「平和な進行」呼び掛け
香港デモ隊、中心部で警官と衝突 新界・沙田でも
香港民主派の黄之鋒氏、独外相と面会 中国が強く反発

↑このページのトップヘ