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 2019年2月26日三ベトナム・ハノイで開かれる2回目の米朝首脳会談出席のため、金正恩・朝鮮労働党委員長の特別列車が走行中のため、24、25の両日、中国各地の鉄道に大幅な遅れが生じた。道路の交通にも影響があり、ネット上で恨みの声が挙がっている。中国当局は、不満の意見や、金委員長に絡む敏感な言葉の削除に追われているもようだ。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)が25日伝えた。(写真はRFIのキャプチャー)

 金委員長のオリーブ・グリーンの列車は23日、平壌を出発。遼寧省丹東市を経て中国に入り、27、28日に開かれる米朝首脳会談のためハノイに向かった。金委員長の全行程は約4000キロ。トランプ大統領に、習近平・中国国家主席との謀議を疑われないよう、列車は北京に寄らず、天津、河北省・保定、湖北省・武漢などを経て、約60時間かけハノイに到着する見込みだ。

 中国の鉄道は広い範囲でまひ状態となった。25日には列車80本が11時間~52時間遅れた。鉄道と交差する道路でも激しい渋滞が起き、ネット上では、悠然と列車で移動する金委員長を批判する声が多数書き込まれた。このため、金委員長を示すあだ名のほか、「#渋滞」などの言葉も「敏感語」として削除されている。

 金委員長は帰路も列車で中国を再度通過するため、中国の鉄道と道路交通が再び混乱する可能性がある。中国当局は再び、ネット上の不満に対応を迫られそうだ。


★参考情報★
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習主席の北朝鮮訪問取りやめ 中国がナンバー3の栗戦書氏の派遣発表
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 中国共産党の宋涛・中央対外連絡部長は20日、4日間の平壌訪問を終えて帰国した。朝鮮労働党中央政治局常務委員の崔龍海、外交担当の同党中央副委員長の李洙栄の両氏と会談したが、金正恩委員長と会ったとの情報は伝わっていない。核・ミサイル開発を巡り、米国の要求に応じて中国が制裁を実施したことに対する北朝鮮の不満の表れとみられる。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が20日伝えた。

 宋部長は、習近平総書記の特使として北朝鮮を訪れた。中国外交部によると、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の結果を伝えるとともに、両国が関心を持つ問題で意見を交換するためだった。
 韓国の専門家によると、北朝鮮は、駐中国大使に北京首都国際空港まで特使を見送りに行かせるなど今回の訪問を重視。朝鮮労働党で序列2位の崔龍海氏が会談した。しかし、トップの金委員長との会談は見送られたもようだ。

 韓国高麗大の南成旭教授は「北朝鮮に制裁を行う中国に不満がある。また、宋涛の党中央委員会委員という地位が低いことも関係がある」と話している。
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