銅川市は現地に救援指揮所を設置。応急救援や消防などによる行方不明者の捜索を進めている。地元の別の石炭大手、陝西陝煤銅川砿業が、救援チームを現場に送った。
香港メディアの東網によると、中国では炭鉱の労災事故が頻発し、9月28日~10月26日の1カ月だけで新疆ウイグル自治区、陝西省、四川省で大きな事故が計3件発生。ガス漏出や爆発、崩落などで死者は17人に上った。
国務院(中央政府)の安全生産委員会弁公室は、全国の炭鉱に安全点検を指示する一方、事故を起こした炭鉱の経営会社に各部門と共同で処罰を行うと警告した。
同委員会によると、一部炭鉱は利益重視で、安全操業を軽視している。また、最近事故を起こした炭鉱はいずれも国有で、一部の国有石炭会社で安全管理技術や専門スタッフら人材が不足している実態が明らかになった。
●重慶の国有炭鉱で一酸化炭素中毒事故 16人死亡
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