米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは10日、中国当局がこのほど、新疆ウイグル自治区ウルムチ市のイスラム礼拝所(モスク)300カ所以上に監視カメラを設置したと報じた。同自治区の新聞弁公室は同紙に対し、先にニュージーランドで起きた銃撃事件を引き合いに「宗教施設の安全確保に必要」と答えた。香港メディアの東網が11日伝えた。 

 同紙によると、当局はウルムチ市で、ウイグル人居住地区の再開発も進めている。ウイグル人に対する新たな圧迫ではないかとの同紙の質問に対し、同弁公室は「民衆の生活改善と安全のため」と答えた。

 ウルムチ市民によると、現地の警察はモスクでの礼拝など宗教活動を行うウイグル人を「安心できる」「できない」に分類し、データを作成している。また、住民が警察の捜査を受けた際、面倒を避けるためコーランを提出したり隠したりしているという。

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