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カテゴリ: 貴州

2020年7月8日安
 新華社通信によると、貴州省安順市西秀区で7日正午、路線バスが走行中に道路脇のフェンスを突き破り「虹山湖ダム」に転落した。同日午後5時半現在、36人が救出されたが21人が死亡、15人がけがした。死者には、7日中国全土で始まった統一大学入試の受験生もいた。警察などが事故原因を調べている。(写真は新浪網のキャプチャー)

 ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、路線バスはダム付近の道路を走行中、突然向きを変えてフェンスに突っ込み、そのまま水中に落ちた。ネット上ではバスのドライブレコーダーの映像から、運転手が故意にバスを転落させたとの指摘も出ているが、詳しいことは分かっていない。

 貴州省消防救援総隊が消防車19台、ゴムボート21隻、潜水員17人を含む隊員97人を出動させ救助活動を行った。バスは午後3時に引き上げられた。

 目撃者によると、乗客のほとんどは生徒で、制服姿の中学生や普段着の小学生、大学受験生らが含まれていた。

 中国では2018年10月末、重慶市で路線バスが長江をまたぐ橋を走行中、運転手が女性乗客から暴行を受けたことが原因で、水中に転落し、乗客と運転手15人死亡・行方不明となる事故が起きた。

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路線バスの運転席隔離へ 乗客と運転手けんかバス転落 交通運輸部が新規則
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2020年1月18日化 ニュースサイトの新京網によると、貴州省福泉市の溶剤メーカー、貴州興発化工有限公司の工場で17日夜、爆発があり、従業員1人が行方不明となっているほか、2人が重軽傷を負った。爆発とともに火の手が上がり、周辺住民が避難した。 貴州省応急管理庁は、消防救援総隊が消防車など34台、隊員138人を現場に急行させた。(写真は東網のキャプチャー)

 同社は、溶剤として使われる有機化合物の「ジメチルスルホキシド(DMSO)」が主な製品。当局は、有機化合物のチオエーテルが発生し発火したとみている。

 当局が調べたところ、工場周辺の大気や水から有害物質は検出されなかった。また、周辺の会社や民家にも、大きな影響は出ていないという。

 中国では今月14日にも、広東省珠海市の石油化学品工場で大規模な爆発が起きたばかり。19年3月には江蘇省塩城市響水県の化学メーカー78人が死亡、566人が重軽傷を負う爆発事故が起き、政府が安全操業の徹底を呼びかけた。しかし、その後も各地の化学工場で爆発事故が相次いでいる。

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珠海で石化プラント爆発炎上 けが人なし、過去に火災歴 広東
化学工場で火災 煙吸った4人病院搬送 広州
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 2019年12月18日煤貴州省黔西南プイ族ミャオ族自治州の安竜県にある安竜県広隆炭鉱で17日午前1時半ごろ、「ガス突出」事故があり、当時作業中だった23人のうち14人が死亡した。残り9人のうち7人は地上に逃れたが、2人が取り残されている。経済メディアの毎日経済新聞が17日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 貴州省当局も事態を重視。ナンバー2の省長が現場に急行し、救助作業を指揮するとともに、事故原因の調査を進めている。ガス突出は、坑道内で大量のガスが岩石とともに一気に噴出するもので、落盤や出水ともに、典型的な炭鉱事故の1つ。

 広隆炭鉱を経営する貴州省安竜県同煤有限公司(同煤公司)は今年4月初め、安全生産に絡み信用失墜行為があったとし、中央政府の応急管理省が発表したブラックリストに掲載されていた。当局が検査したところ、坑井内に無届けの作業場が隠されていたほか、通風設備の不備などがみつかった。

 同煤公司は、債務不履行でもブラックリストに載っているほか、従業員との間で労災事故をめぐる多数の訴訟が起きている。

 中国では今年11月にも、山西省の炭鉱でガス爆発事故があり、15人が死亡、9人がけがした。10月には、四川省瀘州市で落盤事故により7人が死傷、広西チワン族自治区河池市南丹県では高温と有毒ガスで11人が死亡した。

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新型発破装置が爆発 作業員ら8人死亡5人けが 陝西
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2019年12月9日霧 中国新聞網によると、蓉遵高速道路(四川省・成都-貴州省・遵義)の貴州省遵義市習水県内の区間で6日午前8時20分ごろ、車37台が絡む玉突き衝突事故があった。重体1人を含む23人が重傷を負い、病院で手当を受けている。 (写真は中国経済網のキャプチャー)

 事故当時、路面は凍結していた上、周辺は濃霧だった。警察などが詳しい事故原因を調べている。  中国では毎年の秋から冬、濃霧が原因の多重衝突事故がしばしば起きている。昨年11月に河南省駐馬店市の大広高速(黒竜江・大慶-広東省・広州)、濃霧が原因で車28台が相次ぎ追突。3人が死亡、12人が重傷を負った。  

 中国公安省交通管理局の2018年のまとめによると、中国全土の高速道路で、濃霧のため同年に3回以上の事故が起きた区間は3188カ所あった。10回以上が916カ所、30回以上が228カ所、50回以上も79カ所あった。  

 同局によると、秋と冬は濃霧が起きやすいが、突然発生し、予測が難しいという。同局は、運転中、霧に遭遇した場合、減速、フォグランプの点灯を行うほか、サービスエリアに退避したり、高速道路を離れたりするよう呼びかけている。

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 2019年10月30日駐ニュースサイトの中青在線によると、28日午後4時21分ごろ、貴州省貴陽市観山湖区の建設中の地下駐車場で崩落事故があり、作業員14人が生き埋めになった。うち3人が自力で脱出、1人が無事だったが10人が行方不明になった。(写真は百度のキャプチャー)

  南方都市報(電子版)によると、貴陽市消防支隊が消防車13台を派遣して、消防隊員67人が災害救助犬8頭を使って捜索したところ29日未明に10人全員が見つかった。しかし、うち8人が死亡、2人がけがした。

 現場は、不動産開発会社の貴陽国龍置業有限公司が建設中の32万平方メートルの複合商業ビル「美的置業広場」の一部。中央政府の応急管理部が指揮し、事故原因を調べている。 

 中国では、工事中の建物が崩落し、多数の作業員が死傷する労災事故が頻発している。14日は、吉林省白城市の経済開発区で改装工事中の銀行のオフィスビルが突然崩落し、作業員5人が死亡、4人が負傷した。5月には上海市中心部で、自動車修理工場が改築工事中に崩落、作業員25人ががれきに生き埋めとなり10人が死亡した。

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銀行ビル工事中に崩落 作業員5人死亡、4人けが 吉林
石灰工場で建屋とタンク崩落 3人生き埋め、2人死亡 山西
改築中の自動車修理工場が崩落 作業員10人死亡 上海
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