中国安全情報局

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カテゴリ: 外交

2019年11月7日孟 台湾・中央社によると、カナダのトルドー首相は5日、中国がカナダ産の牛肉と豚肉の輸入を回復するとの見通しを示した。中国外務省の耿爽副報道局長も6日「カナダの食肉衛生証明書の受け入れの回復に合意した」と述べ、トルドー首相の発言を裏付けた。(写真は東網のキャプチャー)

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、カナダ当局が昨年末、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長を拘束後、中国との関係が悪化。今年6月、中国当局が動物薬「ラクトパミン」の残留や、衛生証明書の偽造を理由に肉類の輸出停止を求めたため、カナダが応じた。

 トルドー首相はツイッターで「カナダは中国への豚肉と牛肉の輸出を復活する。中国の農家には良いニュースだ」と発言。さらに、中国駐在の新任のバートン大使やカナダの食肉業界による輸出回復に向けた努力に感謝の意をを示した。

 中国とカナダの外交関係が正常化する可能性について、耿副報道局長は「責任は中国側にない」と述べた上、孟副会長を釈放して無事に中国に戻すという、実際の行動で両国関係を正常な軌道に戻すようカナダ側に促したいとした。


★参考情報★
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山東でカナダ人拘束 違法薬物使用の疑い
拘束カナダ人のスパイ疑惑報道 孟氏引き渡し審理に報復か  
カナダ、孟副会長の引き渡し審理開始へ=中国大使館が抗議

 2019年10月24日王北海道大教授とみられる日本人男性が、中国当局に拘束された問題で、安倍晋三首相は23日、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」参列のため訪日した中国の王岐山国家副主席と会談し、前向きな対応を強く求めた。菅義偉官房長官が会談後、明らかにした。米公共放送ボイス・オブ・アメリカが23日伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)

 日本の当局は21日、40歳の日本人男性が9月、中国で拘束されたことを認めた。報道によると、男性は北大教授で、スパイ容疑で拘束された。中国でスパイ容疑により拘束された日本人は13人に上る。

 習近平国家主席が就任後、中国では国家の安全を理由に、外国の団体と個人への監視を強めている。2014年に反スパイ法、15年に国家安全法が制定されてから、この傾向がさらに強まった。

 海外からは、中国が外国人拘束を政治的手段にしているとして批判が高まっている。カナダのトルドー首相は中国が「人質外交」を行っていると批判した。

 カナダ当局が昨年12月、米政府の要請で中国・通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長を拘束後、中国との関係が悪化。拘束から9日後、中国当局はスパイ容疑でカナダ人2人を拘束した。


★参考情報★
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北大教授、中国が拘束か 準公務員の拘束初めて

「逃亡犯条例」改正に反対し、毎週末に行われる香港のデモは、香港の民主派団体「民間人権陣線」(民陣)の呼びかけで20日午後、九竜半島の尖沙咀(チムサーチョイ)実施され、主催者発表で約35万人が参加した。午後2時半ごろ終わったが、参加者多数がデモを続け、一部が路上で放火したり、商店や駅施設を破壊するなどした。香港メディア香港01や台湾・中央社が伝えた。

 当初のデモは、尖沙咀のソールズベリー公園で行われ、終了後、参加者多数が二手に分かれ、高速鉄道・西九龍駅と旺角(モンコック)に向かった。一部が路上の配電箱を次々と破壊したほか、道路上に障害物を置いて火を付けた。また、中国資本の商店や香港鉄路(MTR)の駅施設を破壊した。 

 警察は、放水車や催涙弾でデモ参加者を制圧した。その際、尖沙咀のイスラム礼拝施設の警備のため門前にいた群衆に、警察が誤って青色の染料が入った水を噴射。在留インド人協会の前会長らが放水を受けた。香港警察は、イスラム教徒の反発を恐れ、ただちに礼拝施設の責任者らに連絡し、釈明を行った。


★参考情報★
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香港民主派リーダー、暴徒に金づちで襲われけが
覆面禁止規則に反発、反対派が香港MTRの駅破壊
覆面禁止に反発、マスク姿で大規模デモ、警官隊と衝突

2019年10月18日羅 米紙ニューヨーク・タイムズは17日、中国の複合企業、中国森田企業集団有限公司(森田企業、北京市)が、南太平洋にあるソロモンのツラギを75年租借すると報じた。専門家は、中国が軍事基地を建設する恐れがあると指摘している。香港メディアの香港01が伝えた。(写真は香港01のキャプチャー)

 同紙によると、中国森田はソロモンと「戦略パートナーシップ合意書」を締結。ツラギでの漁業基地の建設、運営センターの設立、空港の増強などを決めたほか、石油・天然ガスの岸壁の建設も盛り込んだ。建設の内容からみて、軍民両用の拠点となる可能性がある。

 中国森田は1985年に発足した、国家認定のハイテク企業。傘下に化学品メーカーの中国化工、石油・天然ガスなどに投資する森田投資集団、警備会社の中国京安などを持つ。

 米カンタベリー大の中国問題の専門家、アンマリー・ブラディ氏は「中国は、自国の軍事資産を南太平洋に展開しようとしている。中国に友好的な空港や港も物色している」と話している。

 米政府関係者は「中国が南太平洋でしている努力は、日本が第二次世界大戦前に、価値のある島の支配権を獲得したのと似ている。さらに、米国がまさに軍事力が、世界の多くの地区から軍事力を撤退させているところだ」と述べた。

★参考情報★
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ソロモン諸島が台湾と団交、中国と国交樹立へ
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 2019年9月17日索米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、台湾の呉ショウ(金へんにりっとう)燮外相は16日夜、太平洋の島国、ソロモン諸島が台湾との外交関係を断絶したと発表した。台湾・中央社によると、ソロモン諸島は同日、中国との国交樹立を決めた。 (写真は、東網のキャプチャー)

 台湾の蔡英文総統は同日、記者会見で「台湾は中国の圧力に屈しない。台湾と外交関係のある国を奪うことは、両岸(中台)関係にとって、百害あって一利なしだ」と述べ、反発した。  

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、蔡総統が2016年の就任後、台湾と断交した国は6つ目。現在、台湾と16カ国が外交関係を結んでいる。

★参考情報★
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