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カテゴリ: 台湾

2020年1月17日蔡 11日行われた台湾総統選挙で、過去最多の得票で再選された蔡英文総統が、英BBC放送の単独インタビューで、「台湾は既に独立国家だ。われわれは中華民国台湾と呼んでいる」と述べた。(写真はBBCのキャプチャー)

 中国は一貫して台湾の主権を主張。台湾が独立を宣言するなど、必要なら武力の行使も辞さないと明言してきた。しかし、蔡総統は「台湾の主権に疑いの余地はなく、交渉の余地もない。自らを独立国家と宣言する必要もない」と語った。 

 蔡総統の発言に対し、中国外務省の耿爽報道官は15日、定例記者会見で「世界には1つの中国しかない。台湾は中国の不可分の一部だ。1つの中国の原則は、国際社会一般の共通認識だ」と批判した。

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2020年1月13日台 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、台湾で11日に投開票が行われた総統選挙で、現職の蔡英文総統が過去最高の817万票、得票率57.13%で第15代の総統に選出された。副総統には頼清徳・前行政院長が当選した。 対立候補の最大野党・国民党の韓国瑜・高雄市長は552万票、得票率38.61%で落選した。(写真はRFAのキャプチャー)

 同日行われた立法委員(国会議員)選挙では、与党民進党は小選挙区48議席、比例区13議席の計61議席を得て、過半数を維持した。国民党は小選挙区25議席、比例区13議席の計38議席。柯文哲台北市長が率いる台湾民衆党は比例区で5議席、時代力量も比例区で3議席を得た。

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、台湾の選挙民の圧倒的多数が、中国の習近平国家主席が求める「一国二制度」による中台統一の受け入れを拒否したことになる。

 習主席は昨年1月2日の「台湾同胞に告げる書」40周年の演説で「台湾版一国二制度」の受け入れを求めたが、蔡英文総統が直ちに拒否。その6カ月後、香港で勃発した反政府デモは、中国が台湾の民主主義と自由に対する脅威であるとの蔡総統の主張に対する強い援軍となった。

 ただ、ロイター通信は、中国政府は台湾政策が失敗したと考えておらず、今後、一国二制度の受け入れをさらに強く求めるようになり、台湾政策も変わらないとの見方を伝えた。

 中国紙・環球時報は12日の社説で「蔡当局の新たな挑発に対し痛撃を与えるべきだ。軍事力による圧力も選択肢に入る」と主張した。中国本土の台湾問題の専門家、鄭振清・清華大副教授はロイター通信に「中国が台湾にさらに軍事的恫喝を与えることも、現実的にやれることの1つだ」と述べた。

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 2019年10月31日台台湾紙・自由時報(電子版)によると、米議会上院は29日、米国の行政機関に対し、台湾の国際関係強化を支持するよう求める「台北法」(TAIPEIAct)を全会一致で可決した。台北法は、台湾がインド・アジア太平洋諸国や世界の各国と外交関係を樹立したり、非公式のパートナーシップを結ぶ動きを支援する。(写真はVOAのキャプチャー)

 中国の対台湾政策を管轄する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は30日、「米国が一連の台湾関連の法律を通じて台湾問題に手を出し、内政に干渉することに断固として反対する」と述べ、反発した。

 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、台湾外務省の欧江安報道官は「台湾は実務的な態度で、米国と各分野での強力を深め、共同で民主を防衛するとともに、台湾の国際的な活動空間を勝ち取る努力を続けたい」と述べた。

 中国は今年9月、太平洋の島国、ソロモン諸島とキリバスに台湾との外交関係を断絶させた。世界では15カ国が台湾と外交関係を持っている。台北法は中国のこれらの動きを受けて、米共和党の上院議員が提出した。

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2019年10月28日王ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、日中関係が改善する中、中国の王毅国務委員兼外相は26日、北京で開かれた「第15回北京ー東京フォーラム」の開幕式であいさつし、日本が日中共同声明など「4つの政治文書」を守り、台湾問題であいまいな態度を取ったり、後戻りしないよう警告した。日本が、台湾総統選挙を前に、台湾独立志向の蔡英文政権を支持しないようけん制したものとみられる。(写真はRFIのキャプチャー)

 「4つの政治文書」は、台湾が中国の不可分の領土であることを認めた1972年の日中共同声明、78年の日中平和友好条約、98年の日中共同宣言、2008年の日中共同声明のこと。

 王毅外相は、最近の日中関係について「今日のように直接的で緊密な相互関係はこれまでなかった。共通の利益と関心はますます多くなり、責任と使命がいよいよ重くなっている」など述べた。その一方で日本に対し、台湾問題で過去の原則を順守するよう求めた。

 「北京ー東京フォーラム」は2005年、中国日報社と言論NPO(東京都中央区)が設立。2015年から北京と東京で順番に開催している。今回は、日中両国の政府関係者、日本の超党派の議員、著名人ら約600人が出席した。


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2019年10月2日橋 台湾宜蘭県の漁港に掛かるアーチ橋「南方澳大橋」が1日午前9時ごろ突然崩落した。橋の下を航行中の漁船2隻が押しつぶされ、乗組員が海に放り出された。消防や軍が捜索を行い、2日午前8時45分までに外国籍の漁船員4人の遺体を発見した。台湾中央社が伝えた。(写真は風伝媒のキャプチャー)

 アーチ橋は突然、中央部が折れ、全体が海上に落下した。走行中のタンクローリーもともに落ち、通りかかった漁船に当たった。漁船員6人が海中に転落、行方不明になった。

 消防と軍が出動して捜索を行い、2日朝までに4人の遺体を見つけた。フィリピンとインドネシア国籍の27歳~42歳の男性だった。消防などは残りの漁船員の捜索を続けている。

 台湾メディアの風伝媒によると「南方澳大橋」は1999年に完成。長さ140メートル、幅15メートルの道路橋。漁船の航行のためアーチ橋となった。橋の上には漁港の風景を眺めるための展望台も設置されていた。


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