
爆発したのは、湖南省永州市の遠軍熱能動力科技(遠軍熱能)が開発した「スーパー気体エネルギー装置」と称する新型の発破装置で、TNT火薬の8~10倍の威力がある。既に数百件の特許を申請中だという。事故は、油井で発破装置を使った採掘実験を終えて帰る途中に起きた。
ニュースサイトの界面新聞によると、関係者は「採掘実験は、延長石油研究院と遠軍熱能の共同で、石油産出量を増やすために行われた」と話している。
発破装置は、安全で環境に優しく、エネルギー消費が少ないなどの利点がある。発破の能力は大きいが調節可能で、従来の炸薬より使いやすい。鉱山、地下鉄建設、都市のトンネル建設などの工事で幅広く使われており、中国航空工業集団や中国石油化工など中国を代表する大企業から注目されている。
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