
黄岩区政府の環境部門は今年8月、住民の通報で同ダム周辺の調査した。その結果、同社の建設現場の汚水池の担当者が、汚水と池の底に溜まった汚泥を、ゴム管で雨水溝に排出していたことが分かった。汚水と汚泥は雨水溝を経て、長潭ダムにつながる川に流れ込んでいた。
担当者が検査したところ、川に流れる汚水に含まれる浮遊物質量(SS)は、国家基準の165倍に達していた。
台州市生態環境局黄岩分局は、同社に罰金支払いの行政罰を命じた上、地元公安機関(警察)に通報した。警察が捜査を進めており、証拠が得られれば刑事事件として処理する方針だ。
★参考情報★ーーーーーーーーーー
●汚泥ダムに亀裂と廃液漏出 周辺住民が避難 山西
●四川のチベット族、リチウム開発の環境汚染に反発