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カテゴリ: 山東

 2019年4月16日薬山東省済南市歴城区の製薬会社、斉魯天和恵世製薬公司で15日午後3時37分ごろ、工場地下室で配管の改良工事中に火災が発生、作業員10人が窒息死し、従業員12人もけがした。ニュースサイトの新京報が15日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 調べによると、作業員が「地下冷凍乾燥室」で溶接作業をしていたところ、火花で低温用熱媒体が炎上し、煙が充満した。作業中の8人のほか、助けに入った2人が窒息死して死亡。さらに、救助に駆けつけた従業員12人も負傷したが、命に別状はないという。

 同社では過去4年間に爆発・火災事故3件が起きている。15年4月には工場4階の作業場で反応釜が爆発・炎上。16年8月には工場5階のダクトから出火した。16年10月にもアルコールを含む圧力容器が爆発する事故が起きた。いずれもけが人は出ていない。

 中国では工場の爆発・火災事故が頻発。3月末、江蘇省塩城市響水県の化学工場が爆発し約700人の死傷者が出た。その後も各地で大小の事故が続発している。


★参考情報★
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製薬工場で爆発、8人死傷 周辺で強い刺激臭 江蘇・淮安
700人死傷の化学工業団地でまた火災 けが人なし 江蘇
化学工場爆発で死傷668人、28人不明 周辺河川の汚染深刻 江蘇

 山東省青州市のパールライト製造会社「青州市永利真珠岩廠」の工場で29日午後9時35分ごろ爆発があった。夜勤中の8人うち5人が死亡、3人が軽傷を負った。当局は、液化天然ガス(LNG)の漏出が原因とみて詳しく調べている。ニュースサイトの紅星新聞が30日伝えた。

 ネット情報によると、爆発音が数回聞こえ、周辺の住宅の窓ガラスが割れた。非難する住民もいたという。工場から約1キロ離れた物流団地にでも、爆発の衝撃で商店のガラスが割れる被害が出た。

 同社は民営企業で、断熱材の材料となるパールライトを製造している。当局は、会社代表と実質的なオーナーを拘束し、取り調べを始めた。オーナーは地元の共産党幹部を務めていた2016年3月、環境影響評価手続きを経ず、発泡スチロール製箱の工場の操業を始め、行政罰を受けた。
 
★参考情報★
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化学工場で爆発、5人死傷 水素ガスが発生 山東
済南の化学工場で倉庫爆発 6人死亡5人けが 当局発表に疑念も 山東
化学工場爆発で死傷668人、28人不明 周辺河川の汚染深刻 江蘇

 山東省煙台市の化学品製造会社、招遠金恒化工有限公司の工場で25日午前零時50分ごろ爆発事故があり、作業員1人が死亡、4人がけがした。煙台市政府が27日、事故の発生を明らかにした。地元ニュースサイトの大衆網が27日伝えた。

 同市政府によると、反応釜を使って作業中、水が入るなどして水素ガスが発生。空気と混ざって爆発を起こす気体となり、静電気などで火が付いたとみられる。爆発で反応釜の内容物が21メートル吹き飛び、隣接する別の作業場で火災が起きた。

 工場は2011年以降、操業を止めていたが、今年初めに生産を再開した。しかし、地元政府が調べたところ不具合が見つかり、改善を指示したが、会社は無視。24日に操業を始めたところ翌日未明に事故が起きた。

 同社は煙台市内の招遠市にあり1998年に発足。殺菌剤の原料などとなる塩化トリフェニルスズが主要製品。危険性のある化学品は扱っていない。

★参考情報★
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済南の化学工場で倉庫爆発 6人死亡5人けが 当局発表に疑念も 山東
化学肥料工場で爆発、6人死亡7人重軽傷 有毒ガスの漏出なし 河北

2019年3月26日図 山東省青島税関などは21日、台湾を国家として描くなど「問題ある地図」約3万枚を押収したと発表、取材団の前で公開廃棄処分を行った。地元ニュースサイトの斉魯壱点が伝えた。(写真は騰訊網のキャプチャー)

 青島税関によると、廃棄処分になったのは安徽省合肥市の企業が輸出しようとしたポスター約3万枚。台湾を1つの国家と表示していたほか、中国とインドの国境の表記に誤りがあり「地図管理条例」に違反していた。

 同税関などによると、地図は国家の政治的視点や外交的立場を反映したもので、誤りがあると国の主権を損なう恐れがある。同税関などは今後後も、地図を作成したり輸出入する企業に対する監視を強化する考えを強調した。

 青島税関は昨年、輸出入される地図の鑑定と他部門と共同取り締まりを迅速に行える態勢を確立。これまでに問題のある地図数万枚を摘発した。

 外国企業の台湾の表記に関する騒動が続いている。今月も日本企業が制作した包装紙に中華民国旗が描かれているとしてネット上で批判が起きた。化粧品の米M・A・Cは、今年3月8日の国際婦人デーに合わせて顧客に送った広告電子メールの中で、中国地図に台湾が描かれていないことが発覚し、謝罪に追い込まれた。昨年は、外国航空会社会社が、ウェブサイトなどの「台湾」の表記法を変えるよう中国当局に期限付きで命じられる騒ぎも起きた。

★参考情報★
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日本企業製包装紙に中華民国旗 中国ネットで批判の声
米化粧品広告に台湾なし ネットで反発、直ちに謝罪
台湾の表記問題、今度はイケアに波及 環球時報が批判

 2019年3月4日船山東省栄成市政府によると、同市栄喜港で外国船籍の冷蔵運搬船が荷降ろし作業中、倉庫から液体アンモニアが漏出し、中国人作業員5人が死亡した。当局が事故原因を調べている。地元ニュースサイトの半島網が2日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 液体アンモニアは強烈な刺激臭のある透明な液体。産業上で幅広い用途があるが、腐食性がある上、揮発しやすい。ガスを多量に吸い込むと、喉の腫れなどで窒息することがある。

 中国ではアンモニアの漏出事故がしばしば発生。昨年8月には黒龍江省ハルビン市の冷凍食品製造会社でアンモニアガスが漏れ、工員12人が中毒し病院に運ばれた。上海市宝山区では14年8月、冷蔵倉庫会社で液体アンモニアが漏出、15人が死亡する事故が起きた。


★参考情報★
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冷凍食品工場でアンモニアガス漏れ 工員12人が中毒 周辺住民が一時避難 ハルビン

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