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カテゴリ: 安全保障

2019年9月27日伊 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、米国のポンペオ国務長官は25日、米国の対イラン制裁に違反して、イラン産原油を輸出したとして、中国の企業6社と個人5人に対し制裁を発動すると発表した。(写真はVOAのキャプチャー)

 中国の耿爽副報道局長は26日、記者会見で「中国はイランと、国際法の枠組み内で正常な協力を行っている。米国の制裁は、国内法に基づき好き勝手に中国企業を圧迫するいじめだ」と述べ、強く反発した。

 ポンペオ長官は「米国政府は、イラン革命防衛隊とビジネスした場合のリスクを、各国に理解してもらうよう努力している。米国は今後も、制裁に違反してイランとの接触を続ける企業と個人に対し処罰を行う」と述べた。

 発表によると、制裁対象の中国企業6社は、中遠海運(大連)有限公司、「大連中遠海運油運船員船舶管理有限公司」、中和石油有限公司など。

 米国のトランプ大統領は24日、国連総会の演説で、イランが核兵器開発を放棄するまで、制裁によりイラン経済への圧迫を続ける方針を明らかにした。


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2019年9月26日揚 中国軍初の強襲揚陸艦が25日、上海で進水式を行った。排水量4万トンは世界第3位で、米国の強襲揚陸艦とほぼ同じ。中型の航空母艦並みにヘリ30機を搭載できる。中国政府系メディアの環球時報は、軍事専門家の発言を引用し「台湾独立派と海外敵対勢力に対する厳かな警告だ」と報じ、強襲揚陸艦が台湾と米国を意識したものであることを指摘した。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)が同日伝えた。

 強襲揚陸艦は「075型」といい、中国人民解放軍が3隻の建造を造船会社の「上海滬東中華造船廠」に発注した。25日に進水式を行ったのは1号艦で、10月1日の中国建国70周年に合わせたものとみられる。中国軍は、上陸作戦の能力に限界があったが、075型の就役で大幅に向上しそうだ。 

 専門家によると、中国海軍の意図は東シナ海と南シナ海における制海権の強化。台湾の厳徳発国防相は25日、立法院(国会)で議員の質問に答弁し「075型により、海外の遠い場所に兵力を投入できる。中国軍の上陸作戦能力は向上する」と述べた。

 香港メディアの東網によると、075型は長さ750メートル、幅30メートル。排水量は米軍のワスプ級強襲揚陸艦の4万0500トンとほぼ同じ。海上自衛隊の護衛艦、いずもの2万1000トンを大きく上回る。


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 2019年8月29日国米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米国防総省アジア太平洋安全保障局のランドール・シュリバー国防次官補は28日、米海軍の申請していた山東省青島港への艦艇の寄港を中国が拒否したと述べた。中国は今月、米海軍艦艇2隻の香港寄港を拒否している。

 シュリバー次官補によれば、米国は早くから青島への寄港を申請し中国の許可を得ていた。しかし、中国側はこのほど「都合が悪くて受け入れができない」と伝えてきた。  

 シュリバー次官補はまた、日韓関係が悪化し、韓国がGSOMIA(軍事情報包括保護協定)を破棄を決めたことについて「がっかりし失望した」と憂慮。「中国、ロシアというライバルに漁夫の利を与える」と述べて、日韓に対話を促した。

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2019年8月07日克米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、インドで6日、ジャム・カシミール州に自治権を認めた憲法の規定を削除して連邦直轄領とする改正案が成立した。同州ラダック地区で国境紛争を抱える中国外務省の華春瑩報道官は同日、「受け入れられない。いかなる効力も生じない」などと強く反発した。(写真は東網のキャプチャー)

 華報道官は「インドが一方的な国内法の改正により、中国の主権を侵害した。中国は一貫して、両国境界線の西側をインドが行政区に組み入れていることに反対してきた」と述べた。さらに、パキスタンとも紛争を抱える同州の情勢に注目しているとし、話し合いで紛争解決を図るよう呼び掛けた。

 カシミールは、インド、パキスタン、中国の国境に近く戦略的に高い意味を持つ。インドはパキスタンと2回の戦争を戦ったほか、1962年には中国とも武力衝突した。

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2019年7月30日海 中国軍が台湾の北方と南方にあたる浙江、広東両省沖で28日、8月1日までの予定で演習を始めた。中国軍は2つの戦闘に同時対処する能力を点検する一方、台湾有事の際、米軍の空母艦隊の来援を阻止する訓練も含まれるとみられる。台湾中央社などが29日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 中国の浙江海事局は28日、同日夜から8月1日夜まで、周山群島周辺で軍事活動が行われると発表。広東海事局も28日、8月2日まで東山島海域で軍事活動が行われるとして、注意を呼び掛けた。

 台湾・中正大戦略国際関係研究所の林穎佑・助理教授によると、南シナ海、台湾海峡、朝鮮半島、東シナ海で有事が起きた際、相互に連動する可能性が高い。中国軍は今回の演習で、南シナ海や香港での有事の際、他の地域で敵が出現した場合、対処できるかを確かめる狙いがあるという。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、台湾軍も29日、F16戦闘機多数を出動させて対艦攻撃訓練を実施し、ミサイル2発を発射した。また、陸上基地からも対艦、対空実弾射撃訓練を行った。中国軍をけん制する目的とみられる。

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