中国安全情報局

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カテゴリ: 豪中関係

2020年9月16日数 博訊新聞網によると、オーストラリアABC放送は14日、中国の情報処理会社、深セン振華数拠信息技術(振華数拠、深セン市)が世界の要人ら約240万人の個人データを収集していると報じた。オーストラリアのモリソン首相、ボブ・カー外相、ジェフ・レイビー前中国大使などが含まれていた。その他、ビジネス界の要人のデータも収集対象だった。(写真はRFAのキャプチャー)

 データは、ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ティックトックなどSNSのアカウント、誕生日、住所、婚姻情報、写真、家族構成、犯罪の記録など。振華数拠は、親会社が振華電子集団で、中国の政府・軍と関係が深い。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、振華数拠はハイテク企業が集まる深セン市南山区が拠点で、海外のデータ情報を整理し、中国企業・団体に提供している。

 今回明らかになった約240万人のデータには機密情報も含まれており、振華数拠の情報入手手段に対しても海外から注目が集まっている。また、中国当局が提供を受けたデータをどのように利用しているかについても、海外で懸念が高まっている。
中国ハッカー軍事海事情報を窃取か 米専門会社がリポート
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 香港メディアの東網によると、オーストラリアのペイン外相は9日、任意に拘束される恐れがあるとして、国民に中国へ渡航しないよう呼びかけた。中国では、オーストラリア人記者2人が当局から出国禁止を命じられ、大使館と総領事館に保護された後、8日に帰国する事件が起きたばかり。

 ペイン外相は、記者2人の事件のほか、中国のテレビ局「中国環球電視網(CGTN)」の女性キャスターで、オーストラリア国籍の成蕾さんが先月中国当局に拘束された事例を取り上げ、国民に注意を呼びかけた。

 記者2人の帰国により、中国駐在のオーストラリアのメディア関係者はいなくなった。ペイン外相は「当面、わが国のメディアが中国からいなくなるのは残念。しかし、オーストラリア駐在の中国メディアに報復することはしない」と述べた。

 オーストラリア外務省は既に7月、中国渡航に関する注意事項を更新し、中国当局が「国家の安全に危害を加えた」などの理由で任意に外国人を拘束する可能性があると警告している。

 中国メディアは、オーストラリアの情報機関がこのほど、駐在する中国メディアの記者の自宅を捜索したと報じた。中国外務省の趙立堅報道官は9日「中国はこの件で、オーストラリアに厳しく抗議した」と述べた。

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中国テレビ局の豪国籍女性キャスター、当局が拘束
「外国勢力のスパイ活動活発化」、豪国防省が見解
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22020年9月9日豪 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、オーストラリア人記者2人が、中国国家安全省に出国禁止を命じられて大使館と総領事館に保護された後、8日、無事、本国に帰国した。(写真はRFAのキャプチャー)

 記者2人は、ABC放送の北京駐在のビル・バートル氏と、オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(AFR)紙の上海駐在のマイケル・スミス氏。それぞれ自宅を急襲した同省係官に出国禁止を命じられた後、バートル氏は北京の大使館に駆け込み4日間保護された。スミス氏も上海総領事館で保護を受けた。

 バートル氏は3日に帰国予定だったが、中国の警察官が自宅を訪れ「国家の安全に関わる事件」で話を聴きたいと求められたため、大使館に保護を求めた。バートル氏は6日に、大使館員同席のもと、中国当局者の事情聴取を受けた。スミス氏も、7日に事情聴取を受けるよう中国当局に求められた。

 中国とオーストラリア関係は、貿易問題やスパイ活動、新型コロナウイルスの感染拡大など多方面で緊張が高まっている。中国当局は先に、中国中央テレビ局系のテレビ局「中国環球電視網(CGTN)」の女性キャスターで、オーストラリア国籍の成蕾さんが先月中国当局に拘束し、両国関係はさらに悪化した。

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「外国勢力のスパイ活動活発化」、豪国防省が見解
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 22020年9月2日豪香港メディアの東網によると、中国中央テレビ局系のテレビ局「中国環球電視網(CGTN)」の女性キャスターで、オーストラリア国籍の成蕾さんが先月中国当局に拘束されたことを、オーストラリア政府が8月31日に確認した。オーストラリアのバーミンガム貿易・観光・投資相は「中国は拘束の原因を明らかにしていないが、両国の通商関係を変える可能性がある」と警告した。(写真は東網のキャプチャー)

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、成さんは当局の指定場所への滞在を義務付けられる「居所監視」の状態にあるが、拘束の理由は不明。成さんは外国籍で反体制派でもないため、当局の扱いは異例との指摘がある。

 オーストラリア政府は8月14日、中国側から拘束を通知された。2週間後、オーストラリア領事館員が、テレビ会議システムで成さんと接見した。オーストラリア当局は、拘束の理由を明らかにせず、成さんへの支援を続けるとだけ述べた。

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 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、オーストラリア国防省はこのほど、外国スパイがオーストラリアの軍事機密を狙い、スパイ活動を非常に活発化させているとの見解を示した。特にオーストラリアの数十億豪ドル規模の造船事業に対し、非常に大きな脅威になっていると指摘した。

 オーストラリアABC放送によると、国防省は「情報自由法」に基づく情報公開請求に対し「外国情報機関が、オーストラリアの海事能力に関する情報収集を、非常に積極的に行っている。わが国益にとり極端な脅威だ」と回答した。

 同放送によると、国防省は「外国勢力」を特定していないが、情報機関関係者はいずれも中国を指すと見ている。中国によるスパイ活動の活発化に対し、オーストラリア議会の超党派の議員が、オーストラリア南部の中国総領事館の閉鎖や中国外交官の削減を呼びかけてている。

★参考情報★
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拘束の中国系オーストラリア人作家、妻の出国禁止
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