2018年6月6日鉱 遼寧省本渓市の華煤集団思山嶺鉄砿山の鉱井掘削現場で5日午後4時30分ごろ、車両で運搬中の炸薬が爆発し、地表の作業員11人が死亡、9人がけがした。他に25人が地下の坑道に閉じ込められ、救出作業が行われた。香港メディアの東網が同日伝えた。(写真は東網のキャプチャー)

 現場には周辺の銅山、鉱山から作業員が救援に駆けつけ、5日午後10時までに18人が助け出された。現場では既に、爆発で止まった電力と通風設備が回復し、残りの作業員の救出作業が続いている。

 中国のニュースメディアの央視新聞移動網によると、中央政府の危機管理部も事態を重視。次官ら幹部を現場に派遣し、応急指揮センターを設置して救出作業を指揮させた。

 華煤集団によると、思山嶺鉄砿山は確認埋蔵量が24億8400万トンで、同市の鉄鉱石埋蔵量全体の23%を占める。単体の鉄砿山では中国最大という。

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