2018年5月24日環米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版によると、米国防総省は23日、来月行われる多国間海上訓練「環太平洋合同演習(リムパック)」への中国の招待を取り消すと発表した。同省のローガン報道官は「中国が南シナ海の人工島で軍事拠点化を進めていることへの初歩的な対応だ」と述べた。(写真は東網のキャプチャー)

 国防総省のローガン報道官がVOAに渡したコメントは「米国は、自由で開かれインド太平洋を目指し努力している。中国による南シナ海での軍事拠点は、地域の不安定さを増すだけだ。中国の行為は、リムパックの原則、目的に合致しない」とした。

 コメントはさらに「中国がスプラトリー(南沙諸島)に対艦弾道ミサイル、地対空ミサイル、電子戦用機器を設置したことを示す、しっかりした証拠を持っている。さらに、爆撃機がウッディー島(永興島)に着陸させ、緊張を高めた」と指摘した。

 香港メディアの東網によると、リムパックは1971年に始まった世界最大の海上軍事演習で、91年から2年に1回行われている。中国は1998年にオブザーバーで招かれた後、2014、16年に演習に参加した。