2018年5月9日電米ホワイトハウスによると、トランプ米大統領は8日、習近平・中国国家主席と電話会談し、北朝鮮が核兵器とミサイルを恒久的に廃棄するまで、制裁を継続する方針で一致した。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。(写真はVOAのキャプチャー)

 電話会談の数時間前には、遼寧省・大連で最近2回目となる中朝首脳会談が行われた。朝鮮半島の非核化における、中国の重要な役割を改めて浮き彫りにした。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米中電話会談では両国の貿易問題も話し合われ、トランプ大統領は「米中の貿易と投資の関係は、バランスが取れ、米国の経済界と人民に利益をもたらすもにする必要がある」と述べた。

 中国の報道によると、習主席は「北朝鮮の合理的な安全保障上の関心」を考慮するよう求めた。米中の経済関係については「米中が貿易紛争の解決方法を探す努力をすべきだ」と語った。


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