2018 年4月18日炭 寧夏回族自治区の衛生計画生育委員会は17日、同区海原県で11~13日に皮膚の炭疽(たんそ)病の患者3人が見つかり、うち1人が死亡、2人が軽症だと発表した。同日付の新京報(電子版)が伝えた。(写真は星島日報のキャプチャー)

 同委員会は患者の発生後、感染拡大の防止対策を行った。その後新たなた患者は見つかっていない。同委員会は、炭疽病は予防、感染拡大防止、治療が可能で、発病率と致死率は極めて低いと説明。病死した動物を処理しないのが、最大の予防策になるとしている。

 発病した3人はいずれも農民で、発病前、病死した牛と羊を処理していた。1人は同県七営鎮に住み、病死した牛を処理した後、発病して死亡。他の2人は同県三河鎮の住民で、病死した羊を処理後に発病し、病院で治療を受けている。