消防隊が駆けつけまもなく鎮火したが、バスは全焼した。燃料のガスが漏れて引火した可能性があり、警察が事故原因を調べている。
乗客によると、バスが右折した際、左後輪のタイヤが突然爆発し、間もなく車体後部が発火。続いて爆発音が数回聞こえた。火が車体中央まで燃え広がる中、乗客が窓やドアから逃げた。乗客数人がころんで軽傷を負ったり、手や頭に軽いやけどをした。
中国では走行中の路線バスが炎上する事故がしばしば発生。16年3月には、広東省深セン市でプラグイン・ハイブリッド車(PHV)タイプの路線バスが燃えた。けが人はなかった。